VT1005&パワーアナライザのご紹介

持続可能な社会の実現に向けて進む技術革新
高効率化するエネルギー変換

持続可能な社会の実現に向けてさまざまな分野で技術革新が進んでいます。
わずかなエネルギー損失をなくし、効率の良いエネルギー活用に向けて
日々、高度な設計に取り組む技術者のみなさまに
私たち HIOKI は、最適な評価ツールを提供します。

お客様の欲しいをカタチに!
1000 V 以上の電力効率測定。高電圧差動プローブでは評価できない、0.1%オーダーの効率改善効果を把握。

AC/DCハイボルテージディバイダ VT1005

「効率」はインバーターのような電力制御システムの性能を表す重要な指標です。パワーアナライザは、効率測定に最適なツールです。しかし、一般的なパワーアナライザは、最大 1000 V(AC)以上の電圧をダイレクトに測定できません。
鉄道や電力系統などで使用されるインバーターは、高電圧の電力を変換します。この効率を測定する場合、1000 V 以上の電圧測定が必要です。
 また、従来の Si(シリコン)にかわる次世代素材として、SiC(シリコンカーバイド)が注目されています。SiC パワー半導体をインバーターに使用すると、「高速スイッチング制御」と「高効率電力変換」を両立できます。開発者や生産者は、このようなインバーターの効率改善効果を確認するために、0.1%単位の正確な効率測定を必要とします。この場合、出力側の電圧に含まれる基本波だけでなく、スイッチング周波数(高周波)成分の測定が不可欠です。
 高電圧を測定する場合、「高電圧差動プローブ」もしくは「ディバイダー ( 分圧器 )」や「計器用変圧器(VT, PT)」を使用します。しかし、一般的なディバイダーや計器用変圧器は、測定帯域が狭く、スイッチング周波数成分を測定できません。また、高電圧差動プローブは、測定帯域内で数%の測定誤差が生じるため、0.1%オーダーの効率改善効果を把握できません。

VT1005 は最大 5000 V の電圧を安全に分圧し、パワーアナライザへ出力します。高電圧の電力を変換するインバーターの効率を測定できます。また、VT1005 は測定帯域が広く(DC 〜 4 MHz)、振幅誤差 ±0.1% 以内 (DC 〜 200 kHz)、位相誤差 ±0.1° 以内 (1) (DC 〜 500 kHz) です。インバーターから出力される電力の基本波だけでなく、スイッチング周波数成分も正確かつ高い再現性で測定します。(1: パワーアナライザによる位相補正実施後)

最大5000Vの電圧を安全と正確に測定
高電圧差動プローブとVT1005の違い

● 最大5000 V の高電圧を安全に測定
– 最大入力 5000 V (*1), 2000 V CAT II , 1500 V CAT III
● 0.1%オーダーの効率改善効果を把握
– 測定確度± 0.08% (DC), ± 0.04% (50/60 Hz), ± 0.17% (50 kHz)
– 周波数平坦性 ± 0.1% 振幅帯域 200 kHz Typical,
– 周波数平坦性 ± 0.1° 位相帯域 500 kHz Typical (*2)
– 測定帯域 DC ~ 4 MHz (-3 dB)
– 耐ノイズ性能 CMRR 80dB Typical (100 kHz), 差動入力方式

*1: ±7100 Vpeak 、測定カテゴリなし、予想される過渡過電圧0 V
*2: パワーアナライザによる位相補正実施後


世界最高クラスの測定確度 GaN/SiCを用いたインバーター, モーターの電力変換効率を正確に評価

パワーアナライザ PW8001

基本確度±0.03%, DC確度±0.05%, 50 kHz確度 0.2%*
電力変換効率の評価では、DCから高周波まで、各帯域の正確な電力測定が必要です。PW8001は、50 Hz/60 Hzだけでなく、DCや50 kHzなど広い周波数帯域にわたって優れた測定確度をもち、電力変換効率を正確に評価できます。 *U7005使用時

直流電力測定のJCSS認定を取得

詳細ペー

● 電力変換効率を正確に評価する世界最高クラスの測定確度
– 基本確度±0.03%, DC 確度±0.05%, 50 kHz 確度±0.2%*1
● 高速スイッチングによる電力変動を正確に捕捉
– サンプリング18-bit, ノイズ耐性(CMRR)110 dB/100 kHz*1
● 2種類の入力ユニットで最適な計測システムを構築
● 1台で最大8chの電力測定
● 電流センサーの位相特性を自動で補正
● 4つのモーターを同時に解析 (オプション)
● 測定データをCAN ネットワークに統合 (オプション)
● 高電圧化する直流ラインを安全に評価
– DC 1500 V CAT II/ DC 1000 V CAT III*2


モーター・電力変換効率を高精度計測するパワーアナライザ

パワーアナライザ  PW6001

求められたのは、真の電力解析
電力変換効率追求のためにDC から高周波まで、高確度な電力解析を1台で実現
周波数帯域 DC, 0.1Hz 〜 2MHz 電流センサーの位相補正機能で高周波電力を今まで以上に正確に

直流電力測定のJCSS認定を取得

詳細ページ

● 電力基本確度±0.05%※1 (※1本体確度のみ、電流センサ確度を加算しても±0.075%を実現)
● 高い耐ノイズ性能と高い安定性 (80dB/100kHzのCMRR, ±0.01%/℃の温度特性)
● 変動の大きい負荷でも正確に測定、TrueHD 18bit
● 最高確度を保ったまま10msのデータ更新 (専用ICにより全ての測定は独立・同時演算)
● 正確で安定した効率測定に重要な、DC確度±0.07%
● 周波数帯域DC, 0.1Hz〜2MHz
● 真の周波数解析を実現する高速サンプリング18bit, 5MS/s
● 最大12ch※2、2台をリアルタイムにつなぐ同期機能
※2 6chモデル2台, 光接続ケーブルによる同期機能使用時
● オシロスコープ不要の波形解析、モータ解析専用のトリガ
● 帯域1.5MHz、最大100次までの広帯域高調波解析
● Bluetooth® 無線技術対応アダプタ併用でHIOKIのデータロガー(LR8410 Link対応品)に測定値を送信可能


高確度と機動性の両立。電力解析の新しい価値
モーター・インバータの電力変換効率を計測するパワーアナライザ

パワーアナライザ PW3390

2009年、コンパクトな筐体に最新の計測技術を搭載し、初代パワーアナライザ 3390 は誕生しました。
どこへでも持ち運べて、電流センサーを使ってすぐに高確度な測定ができる、そんな特徴が 3390 ならではの価値です。
私たちはこの価値を大切にし、計測技術を更に磨きあげました。
インバータ出力を正確に測定する「確度と帯域」。 高周波かつ低力率な電力を正確に測定するための「位相補正機能」。 そして、測定シーンを拡大する豊富な「電流センサーラインナップ」
すべては、どんな場面でも正確な電力解析をするために。
そして、PW3390誕生。

直流電力測定のJCSS認定を取得

詳細ページ

● クラストップレベルの電力基本確度±0.04%rdg.±0.05%f.s.を実現
● 200kHzの測定帯域と、高周波までフラットな振幅・位相確度
● 大幅な小型軽量化を実現、フィールドでも研究室並みの高確度測定
● 新燃費国際基準WLTPの電流・電力収支測定に最適 (使用温度範囲が -10℃~40℃に拡大され、WLTPに追加された -7℃低温試験にも使用可)
● 過渡状態の電力を50ms高確度高速演算、その他高調波解析、瞬時波形、ノイズ解析・効率損失など全ての項目を同時並列演算
● Bluetooth® 無線技術対応アダプタ併用でHIOKIのデータロガー(LR8410 Link対応品)に測定値を送信可能
● 多系統の同時測定に、最大8台(32ch)同期したデータを取得可能
● クランプ電流センサによる簡単な電力計測


電流センサーとの高い親和性を持つ、パワーアナライザシリーズ

電流のセンシングは、電力測定の確度と作業効率に大きく影響します。
HIOKI は電流センサーを自社で設計開発し、パワーアナライザーとの親和性を高め、高度な電力測定を実現します。

[1] すぐに測定を開始できる

電流センサーへの電源供給とセンサー識別機能を標準装備
電流センサーへの電源供給と、スケーリングを自動で設定します。
接続するだけで、すぐに測定を開始できます。

[2] 高周波・低力率な電力を正確に測定

電流センサーの自動位相補正機能 *
高周波かつ低力率な電力を正確に測定するために、位相誤差の補正が重要です。PW8001 は、電流センサーの位相特性を自動で取得し、0.001°分解能で補正します。
電流センサーの性能を手間をかけずに引き出せます。

[3] 測定条件の記録

電流センサーの情報を自動で取得 *
電流センサーを接続するだけで、電流センサーの形名やシリアル No. を自動で取得します。測定データとともに測定条件の詳細を記録できます。

[4] 豊富なラインナップ

先端分野での開発評価から、系統電源の品質評価まで、各シーンで要求される電気計測に対応した、高確度貫通型電流センサー及び高確度クランプ型電流センサーをラインナップしています。

*PW8001において、自動位相補正機能を搭載した電流センサーとの組合せ


「測る」の先へ

「電気計測を通してお客様の安全で有効なエネルギー活用を促進し、社会の安心と発展に貢献する。」
世界的なエネルギー需要の増大が続く中、これが、産業のマザーツールを提供する私たちの使命であり存在価値です。
HIOKI は、業界のフロントランナーとして『測る』を進化させ続け、
世界のお客様と共に持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。

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