魔改造の夜 リーダーの想いを知る。(スパイダー魔人)
【!注意!】 こちらのページは魔改造の夜「洗濯物干し25mロープ走」のネタバレを含みます。
ども、拙者ぱんだ幸村でござる。
スパイダー魔人と拙者は同じ日に生まれた大親友ゆえ、スパイダー魔人が生まれた時の様子を、リーダーより詳しく話を聞くでござる。
魔改造の夜に参加せんと決意した所以をお聞かせくだされ
魔改造の夜にHIOKIが参加すると聞いてから、過去の番組を見始めました。技術者たちの奮闘する姿に感化され、自分もなにかやってみたい、挑戦してみたいと思い参加を決意しました。
どうせ参戦するなら、普段なかなかできない「リーダー」をやり、自分をより高めたいと思い、手を挙げました。
HIOKIを選んだ理由とスパイダー魔人に対する愛着等を教えて下され。
HIOKIを選んだ理由は、「面白そうな会社だなぁ」と思ったこと、あとは就職活動の最終面接のときに説明した自分のアイデアを「面白いねぇ」と役員の方が認めてくれたからです。
スパイダー魔人の開発中は、「親機・子機」と呼んでいましたが、動きがスパイダーマンみたいだなと思い、本番4日前に私が命名しました。
時間とお金の限りがあるなか、動きが複雑なスパイダー魔人を短期間で開発するのはとても苦しい日々の連続でした。夜会で結果を出せず悔しい気持ちもありますが、メンバーの知恵と執念で仕上げたこのマシンで出場できて良かったと、今でも思っています。
魔改造の夜では、困難が沢山あったと思われますが、一番苦労なさった事は何でござりまするか?
マシンをイメージ通りに動作させるまでにかなり苦労しました。事実、やりたかった動作を初めて実現できたのは本番に向けた出荷4時間前でした。
リーダーとして、「勝ちたい」「成功させたい」という気持ちと、「技術者として挑戦したい」という気持ちのどちらを優先し決断すべきか、とても悩みました。
スパイダー魔人の詳細設計はチームメンバーに分担し進め始めたものの、本番まで残り5日になってもイメージ通りの動きがなかなかできず、本番に間に合わないんじゃないかと心理的プレッシャーはかなりありました。
どのタイミングでどう判断するのが正解か?リーダーとして最後にどう決断すべきか?そこが一番悩みましたし、苦労しました。
魔改造の夜において最も良かったと思われることは何でござりまするか?
本番では普段なかなか感じられない、さまざまな感情(ドキドキ感、苦悩、喜び、希望、悔しさ、安堵、など)を強烈に短期間で体感することができ、とても良かったです。
また、魔改造の夜の放送を観た5歳の長男に「パパ負けたから次はぼくがやるね」と言われ、子どもにものづくりの楽しさをもっと伝えることができたのも良かったことの1つです。
実際、その週末に長男は学研のニューブロックを使って、N社のHAYABOSHIのような形のマシンを作っていました。
下の写真はその時に撮影したものです。今までこのような事はなかったので、この放送を通じて子どもたちも成長したのかなと思うと、親として嬉しくなりました。
魔改造の夜の夜会参戦において、ご家族の反応はいかがでござりますか?
TV放送を観た5歳の長男と3歳の長女はパパが負けたことに対して相当悔しがっていました。特に娘には「次は勝ってよね!」と怒られました。
マシン開発中は、3人の子どもたちのお世話を全て妻にお願いしていました。妻のおばあちゃんや両親も遠方から助けに来てくれたので、家族や親族含め一緒に戦ったようなものです。
放送を観た親族から「ナイスチャレンジ」と言ってもらえ、うれしかったです。
最後に将来のエンジニアを目指す子どもたちに向けて一言お願い申す。
自分のアイデアが形になって、動いて、人の役に立ったり、人の心を動かすのって、最高に楽しいです!
そのためには、毎日毎日学び続け、新しいことにも挑戦し自分をより高めていくことも必要になります。みんなが「わぉ!」と驚くすごいものや、自分の周りにいる人たちが喜んでくれるものを一緒に開発していけたら、とても嬉しいです!待ってます!!